マウスピース矯正【自由診療】
また固定式の矯正治療から可撤式装置のマウスピース矯正へシフトすることも可能なので、適応性も優れていると言えます。
当院では「インビザライン」と「アソアライナー」を採用しております。
山西歯科医院採用のマウスピース矯正 – ①「アソアライナー」
アソアライナーとは
山西歯科医院で使用しているマウスピース矯正にひとつに「アソアライナー」があります。
アソアライナーは以前は、1ステップ(ソフト・ミディアム・ハード)ごとに印象をとり、終了してから、再度印象をとるという方法でした。
現在では、コンピューターと、3Dプリンターを利用することにより、易しい症例では、5ステップまでマウスピースを製作することが可能となりました。
また現在のアソアライナーは以前より様々な症例に対応できると言えます。
アソアライナーの矯正装置
山西歯科医院ではマウスピース矯正アソアライナーで難症例にも対応
山西歯科医院では、矯正治療の経験豊富な院長が、マウスピース矯正「アソアライナー」を用いて、いわゆる「難症例」にも対応しています。写真ケースも「難症例」ですが、アソアライナーで治療成功しました。
大部分のマウスピース矯正は歯を少しだけ動かすというのが一般的です。
今回の症例では、ワイヤー矯正の場合、上顎左右の小臼歯の2本を抜歯して、犬歯から順番に奥へ移動していく方法となったと思います。外側に出ている前歯の唇側にブラケットを装着するのはすごく違和感を感じるので舌側に装置を付けるワイヤー矯正になったと思います。
また、歯科医院側もオールラウンドに矯正治療ができなくてはなりません。途中でワイヤー矯正が無理ならマウスピース矯正に変更しなくてはならないケースもあるからです。
今回の症例は、上顎は臼歯部を外側に移動させスペースを作ると同時に外側に出ている前歯を内側にいれていき、さらに前歯部の歯軸を直すという方法をとりました。下顎にも前歯部叢生がありましたから、上顎の臼歯部の拡大に合わせて、下顎の臼歯部を拡大していきスペースを作りました。
矯正治療は患者さんの症例・要望に応じて治療方法を選択することが大事と言えます。
マウスピース矯正アソアライナーの特徴
アソアライナーは、透明で薄く審美性に優れたマウスピース型の矯正装置です。アソアライナーはプラスチックの弾性を利用し、必要な矯正力を部位に加えることで歯を移動させます。一定の間隔で印象採得を行い、アライナーを製作し、硬さの違うアライナーで矯正力をコントロールしていきます。
1.歯列弓の拡大
歯を正常な位置に動かすためのスペースを確保するために行います。
側方拡大
Y字拡大
前方拡大
2.段階的な配列
アライメント(捻転の改善)
3.空隙閉鎖
スペースクローズ
4.保定
アライナーを保定装置(リテーナー)として使用できます。その他、固定式のリテーナーや審美的ワイヤーリテーナー「クリアボウリテーナー」など、必要に応じて選択します。
マウスピース矯正(アソアライナー)の適応症
- 叢生
- 下顎前突(受け口)
- 上顎前突(出っ歯)
- 過蓋咬合
- 上下顎前突
マウスピース矯正(アソアライナー)の非適応症
- 骨格性の矯正治療
- 抜歯症例
マウスピース矯正(アソアライナー)の治療方法
- 口腔内の印象を採る。
- 技工所でソフト、ミディアム、ハードの3種類の装置を製作して、7日間〜10日間で順番に装置を変えて行きます。これを1ステップとします。(原則として、食事、歯磨き、入浴時以外は、装置を装着します)
- 一回目の印象採得では、1ステップ分のマウスピース装置を製作します。その後二回目の印象採得で、症例により、3ステップまで作る場合があります。
マウスピース矯正アソアライナーのメリット・デメリット
メリット(マウスピース矯正の利点)
- 透明な装置で、ブラケット、ワイヤーを使用しないので、装置を入れているかどうかが他人に分かりにくいメリットがあります。
- 取り外しのできる装置なので、食事の時は外せます。
- 来院回数が少なくて済みます。2〜4週間に一回だけの来院で大丈夫です。
- ワイヤーを使用した矯正に比べ、歯肉炎になりにくいです。
- ワイヤーを使用した矯正では無理な移動も可能。
- ワイヤーを使用した矯正に比べ、短期間で治療が終了します。
デメリット(考えられるリスクや副作用について)
- マウスピース矯正は、健康保険適用外の、自由診療となるため、費用が高額となります。
- 抜歯を必要とするような症例には向きません。
- 取り外し可能であるため、装置を外してしまい、必要な時間(20時間)装着していないと望む効果が得られません。
マウスピース矯正アソアライナーの治療費について
易しい症例 | 上下顎どちらか | ¥150,000円 |
易しい症例 | 上下顎両方 | ¥300,000円 |
中程度以上の難易度の症例 | 上下顎どちらか | ¥400,000~500,000円 |
中程度以上の難易度の症例 | 上下顎両方 | ¥800,000~1,000,000円 |
追加ライナー | 片顎 1サイクル 両側 1サイクル | 25000円 50000円 |
保定装置 | ※治療後の後戻り防止 | 片顎 ¥15,000円 上下 ¥30,000円 |
観察料 | ※毎月 | ¥3,300円 |
※易しい症例は、5回のサイクルで終了する症例の例です。
山西歯科医院採用のマウスピース矯正 – ②「インビザライン」
インビザラインとは
インビザラインは、マウスピース矯正の中では、世界でもトップクラスの治療実績を持っています。1997年に、アメリカのアラインテクノロジー社で開発以来、現在世界100カ国以上の国で提供されており、信頼性の高いマウスピース矯正システムだと言えます。
同じマウスピース矯正アソアライナーとの最大の違いは、1回の型取りで、治療終了時までのアライナーを全て作ってしまう点です。
インビザラインの特徴
透明で目立ちにくい矯正装置
ご自身で取り外しが可能
また同様に取り外してハミガキができて、口腔内を清潔に保つことができます。
痛みが少ない
素材は柔らかめの素材でできていて、1回のマウスピース交換での歯の移動も無理のない程度のやさしい力になっているので、痛みも感じにくくなっています。
口腔内のトラブルが少ない
インビザラインのアライナーは金属を使用せず、金属アレルギーの方でも安心です。また、お口の中の違和感も少なく、装置が外れてしまうなどのトラブルの可能性も少ないという特徴があります。
マウスピース矯正インビザラインのメリット・デメリット
メリット(マウスピース矯正の利点)
- 透明な装置で、ブラケット、ワイヤーを使用しないので、装置を入れているかどうかが他人に分かりにくいメリットがあります。
- 取り外しのできる装置なので、食事の時は外せます。
- 来院回数が少なくて済みます。2〜4週間に一回だけの来院で大丈夫です。
- ワイヤーを使用した矯正に比べ、歯肉炎になりにくいです。
- ワイヤーを使用した矯正では無理な移動も可能。
- ワイヤーを使用した矯正に比べ、短期間で治療が終了します。
デメリット(考えられるリスクや副作用について)
- マウスピース矯正は、健康保険適用外の、自由診療となるため、費用が高額となります。
- 抜歯を必要とするような症例には向きません。
- 取り外し可能であるため、装置を外してしまい、必要な時間(20時間)装着していないと望む効果が得られません。
マウスピース矯正インビザラインの治療費について
インビザラインでは、印象を取った後は、ご自身でマウスピース装置を替えるだけとなりますので、遠方からの来院も可能です。
また、途中でマウスピースが合わなくなって印象を取り直しても追加料金がかかりません。
インビザライン価格
※難易度によって治療費が変わります ※1年以内で終了する症例は55万円となります ※抜歯症例にも対応 | |||
上下 ¥30,000円 | ※治療後の後戻り防止 | ||
※毎月 | |||