歯列矯正治療【自由診療】

Dr.山西の矯正治療経験は30年以上

1991年 非抜歯正常咬合への誘導と育成4日間コース受講
1993〜1994年 故 青島 攻 先生(当時 日本大学松戸歯学部矯正学教室 助教授)の2年間コース受講
故 青島 攻 先生に師事。

 

歯列矯正治療について

歯列矯正治療は、「出っ歯」「受け口」「乱杭歯」など、「不正歯列」「不正咬合」とよばれる歯並びや噛み合わせを改善する治療です。歯列矯正治療では、単に見た目の問題だけでなく、機能面が改善されたり、精神面でもコンプレックスの解消につながることもあります。

 

歯列矯正治療のメリット・デメリット

メリット(歯列矯正治療の利点)

1.歯並びの改善
2.咬み合わせの改善
3.側貌の改善(Eライン)
4.咀嚼率の改善
5.顎関節症の改善
6.発音の改善
7.清掃性の向上によるむし歯や歯周病リスクの低減

デメリット(考えられるリスクや副作用について)

1.歯列矯正治療は健康保険適用外であるため、自由診療となり、それ相応の費用負担が発生します。
2.矯正装置を装着しなければならないため(ワイヤー矯正の場合は)見た目が気になる場合があります。
3.矯正装置を装着している間、清掃性が低下し、むし歯や歯周病のリスクがアップする場合があります。
4.歯が動きはじめることによる痛みや違和感を感じる場合があります。(はじめの3~4日程度)
5.治療期間が元々、1~2年といった長期間となることと、ケースによっては予定よりも長期化する場合があります。

 

子供の矯正治療はいつごろからはじめるのがいいのですか?

子供さんの場合の矯正の時期は、混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざっている時期、年齢でいうと8歳〜10歳)が矯正適齢期です。大人の歯が生え揃ってからでは歯を抜いて治療することになるケースが多いです。

子供の場合には、顎の成長が終わっていないため、写真のような装置を使うことにより歯がきれいに並ぶだけのスペースをまずは確保します。(外側からも見えにくいです)歯がきれいに並ぶだけのスペースを確保した後、仕上げでは外側からのブラケット矯正装置を使用して完了させます。

写真は「3Dリンガルアーチ」


 

1.歯の並ぶスペースが足りず不正歯列となっている状態

歯の並ぶスペースが狭く、歯並びが悪くなっています。近年では柔らかい食べ物ばかりを食べる傾向があり、昔の人と比べて顎が小さくなる傾向があります。

2.まずは歯の並ぶスペースを確保する

裏側に「リンガルアーチ」とよばれる矯正装置をつけることで、歯の並ぶスペースを確保する。

3.歯の並ぶスペースが出来たら歯をキレイに並べる

歯の並ぶスペースを確保したら、ブラケット矯正装置でキレイに歯を並べていきます。

4.矯正治療が終了したら一定期間保定(後戻り防止)を行う

矯正治療が終わり、保定(後戻り防止)をしているところ。

 

 

成人してからの矯正治療は無理ですか?

成人してからでも十分矯正はできます。最近は大人になってから矯正を始める人も増えてきています。

治療期間はどのくらいですか?

症例や使用する装置によって異なります。難しい症例で2年くらい、易しい症例で1年くらいです。

治療は痛いですか?

装置を装着した日から3〜4日は、歯が浮いたような感じになることがありますが、数日で自然になくなることがほとんどです。食事は柔らかいものを食べて下さい。

費用はどの程度かかりますか?

矯正治療は保険適用外の自由診療ですが、費用の総額は、使用装置、治療の難易度・治療期間によって変わります。歯の表側からの全体の矯正の場合、子供さんで片顎44〜55万円、両顎66〜88万円、大人で片顎44〜55万円、両顎77〜88万円です。部分矯正の場合は22〜44万円です。また、観察料が毎月3300円となります。

内容
金額(税込)
備考
表側矯正(子供・片顎)
44~55万円
表側矯正(子供・両顎)
66~88万円
表側矯正(大人・片顎)
44~55万円
表側矯正(大人・両顎)
77~88万円
部分矯正
22~44万円
マウスピース矯正
33~132万円
観察料
3,300円 / 月

※費用は全て税込表記です。
※矯正治療の場合は、金利なしの10回までの分割払いが可能です。

歯にブラケットを装着してワイヤーを使う矯正とマウスピース矯正はどう違いますか?

マウスピース矯正は通常抜歯症例には不可です。抜歯症例にはワイヤーを使う矯正となります。マウスピース矯正は非抜歯で前歯部を矯正する場合に適しています。また透明で審美性にも優れ、取り外しもできるためブラッシングもしやすいと言えます。